フィリピン
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参考資料
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主な障害者団体と支援団体

  • フィリピン障害者団体 (Pilipinong Maykabansanani Inc; PMKI)
    1984年に設立。DPI設立世界会議(シンガポール、1981年)に参加したダニエル・デルフィン氏(車イス)らを中心に結成された。ダニエル氏は初代会長である。しかし数年後に資金的なやりくりが難しくなり活動は縮小した。
  • KAMPI(フィリピン障害者連合)
    1990年に7州の11支部で発足。フィリピン障害者団体から改名。99年には全国に300以上の支部を持ち、62州、46市、108郡にまたがっている。90〜92年に全国的に組織が拡大し、約50の地方組織が作られた。そして95年から3年間で更に100以上の支部を増やした。メンバーは約8万人(イラガンの推計)。1995年4月の第四回障害者全国総会でビーナス・イラガン氏が会長に就任。規模の拡大は彼女の功績が大きい。

    団体の目的は、障害者自身がエンパワメントし、社会参加を推進すること。地域に貢献できる市民メンバーになること。この目的のもと、政府との協力し各障害者関係委員会のメンバーにもなっている。主な活動は、①障害者団体の全国での結成、②全国的なネットワークの強化、③障害者の自立の向上と推進、④権利擁護キャンペーンや運動の実施、など。
  • フィリピン聾者協会(Philippines Association of the Deaf)
    1926年に米国に留学したフィリピンの聾者が設立。
  • フィリピン盲人協会(Philippines Blind Union)
    1994年で39団体が会員。
  • カガヤン・ハンディのある能力者の会
    1989年15人で設立。92年には会員が48名に増加。
  • セブ障害者連合
    93年にセブ島(KAMPIの第7地区連合に属する)の障害当事者団体7つで結成。
    1. Handicapped’s Anchor Is Christ:85年設立。92年で210名の会員
    2. AMCHA (アトラス鉱山株式会社障害者協会):91年設立
    3. ADPAT(タリサイ障害者向上協会):92年設立
  • フィリピン障害者リハビリテーション協会
    専門家からなる特殊教育教師の移動訓練など
  • 盲人資源協会(Resource for the Blind)
    視覚障害者に機器、奨学金、訓練費の補助、教師の訓練、コンピューター研修などを実施。