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代表 千葉寿夫
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ADICとは

日本名:アジア途上国障害情報センター
英名:ADIC(Asia Disability Information Center)

ADICとは「Dナレッジ」が開設した途上国の障害情報をまとめたウェブサイトです。途上国の障害者の現状を国別にまとめています。主なコンテンツは、障害者に関する統計、法律・政策、教育、就労、障害者運動、自立生活運動などで、それ以外にも障害に関する活動報告、助成金情報、書籍・論文など様々な情報を集めたいと考えています。

Dナレッジ代表の千葉は、これまで10年以上に渡りアジア途上国を中心に、障害者の社会参加を促進する国際協力事業に携わってきました。その時、強く感じたことは、「途上国の障害者に関する現地情報が不足している」ことです。1970年代から、日本を含む様々な団体が途上国の障害者支援を進めてきましたが、途上国に関する障害情報をまとめて参照できるウェブサイトが少ないと感じています。そこで、ADICでは、途上国の障害者情報を国別に整理し、障害者の状況や政府・NGOの活動を一覧できるようにまとめています。

情報にはできるかぎり出典を明記し、論文にも活用できるように情報源を記載しているつもりです。不明な点、出典表記のミス、誤記など発見されましたら、お手数ですが一報頂けると幸いです。(info@adinfo.jp)

私がもっとも尊敬する国際的な障害者リーダーの1人、モンティアン・ブンタン(現タイ上院議員・全盲)は、「知識は共有されなければ意味がない」と会議の度に言っておりました。情報から隔離されやすい視覚障害者だからこそ、知識や情報に対する欲求が人一倍強い彼は、兎に角、情報にアクセスできなければ何も始まらないと考えています。途上国の障害者の情報を少しでも発信し、なにかの活動の「きっかけ」になれば幸いです。

I have given up on giving up. (諦める事を諦めた)

モンティアン氏のモットーです。このウェブサイトもその精神にのっとり運営して行きたいと思います。

2013年4月
Dナレッジ代表
千葉寿夫